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引越しの話

本日,御代田町から隣町の軽井沢町に引越しをします。

三年弱住んだこの家とも今日でおわかれです。



家は住んでみると色々なことがわかります

暮らしの事など何も知らず、無理して住んだ大きな家でしたが

それ以上の事を学べたと思います。

軽井沢の家での暮らしはどのようになるでしょうか?

とても楽しみです。


家具を作りだす者にとって家と暮らしは切っても切り離せない関係

もっと自分自身が暮らし方=生き方を楽しんで

理想の空間を創造できる能力を身に着けたいとおもいます。


心機一転 今後も精進してまいります。





尚、しばらくの間、ネット回線が中断します。
復旧ししだい新しい暮らしもご報告いたしますので
ブログ共々よろしくお願いいたします。
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by kozan-japan | 2010-03-31 11:57

篆刻の話

自分の作品に押す印を自分で制作できたら素敵だと思い、篆刻を習いはじめました。

篆刻(テンコク)は石に文字を掘り込み印を作ることです。

かなりマニアックな教室で高齢の方々と一緒に学んでいます。

先生もまたマニアックでとても篆刻を愛してらして

その愛情が半端ではないのです。

そのような方にご指導していただけてとても幸運です。

奥深い世界なので長いスパンで学んでいこうと思っています。

目標は目指せ展示会出品!

印ができたらアップします。
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by kozan-japan | 2010-03-17 22:41

作業台の話

a0156039_19492439.jpg修行時代の一番はじめにさせていただいた仕事といえば
自分の作業台を作ることからはじまりました。
天板になる材料は、なるべく厚く硬く動きが少ない樺〔カバ〕系統のモノがよしとされています。
作業台になる厚みのある大きな材料を手に入れることは今や困難で、
ミズメという二枚の板を接着して使用しています。(師匠の作業台は一枚板の極上ものでした)

自分の作業台が完成した時は、初めて学習机を買ってもらった小学生のように嬉しくて嬉しくて

木工家の使う作業台は、机に置いた刃物を痛めず、動いた天板を削り直しながら使うため木で作られています。
工房の中は年間を通して湿度がかなり変化する為、分厚い板で作られた作業台でも微妙に動きます。
常に真平でなければ繊細な鉋仕事が出来ないのですが、ついついその場しのぎで使い続けてしまい
後で大変な思いをして台を削りなおすはめに...

木工の仕事で真平を出す事は基本中の基本で、これができなければ
よい鉋の仕込みもできず、よい仕事は出来ません。
しかし、この《真っ平》っていうのが簡単そうで、なかなか難しい
言葉で教えてもらって出来るものでもなく、波乗りと一緒で、とにかく体で覚える!
(サーフィンしたことないですが...)
今ではできて当たり前の事も、はじめは皆、四苦八苦

この作業台は私の木工の基本と修行時代の思い出が凝縮されているのです。





 
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by kozan-japan | 2010-03-12 19:06

コーヒーの話

a0156039_18373440.jpg私の朝の日課は珈琲豆を挽くことから始まります
ゴリゴリと豆を挽く感触がたまりません。

おいしい珈琲を焙煎しているお店が近くにあり
事あるごとにお土産に使わしていただいています。

先日、新潟のお世話になっている刃物屋に寄った時に珈琲をいれてくださったのですが
それが丸山珈琲だったので、どうしたんですか?ときくと
私が以前お土産に持っていった珈琲を大変気に入ってくださり
今ではマイ珈琲セットを購入し長野からこの豆を取り寄せてお客様にお出ししているとの事で
珈琲豆手挽き愛好会として大変うれしいお話でした(笑)

おいしい珈琲豆はそれなりのお値段がしますが心が豊かになる少しの贅沢
一度、味わったらやめられません。
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by kozan-japan | 2010-03-10 16:32

津南桐の話

更新をさぼってから早一ヶ月...  

週末家族の引越しの手伝いで新潟にかえっていました。
三月は別れの季節でもあり、皆それぞれ新しい道を歩み始める季節
私もがんばってまいります。

新潟に帰る途中、十日町という豪雪地域(温暖化の影響で今年は例年より少ない)にある桐材店で話を伺ってきました。

桐という木はそもそも成長が早い木で
娘の出産の時に桐の木を植えて成人の頃にその木で箪笥を作るという習慣が昔はあったようです。
ですから桐の木は木目が荒い(年輪の間隔が広い)のが一般的で、木目が細かくて大きな桐を探すのは大変です。
十日町の津南桐は豪雪地方で育つこともあり木目が詰まっていて質も最高級なのですが
桐を扱える業者は限られていて、皆さん高齢で若い跡継ぎがいません
中国から安く大量に入ってくる桐に主役の座を奪われ
国産の値段の張る桐の需要は年々減る一方です。
昨年ご主人を失ったこの桐屋さんも先日、店を閉めてしまったようです。

今後、日本の景気が良くなったとしても、若い人が需要が少なく自然相手の先行きが見えない職に戻る事は難しく、本当に良いもの達が引き継がれていかない事はとても残念です。 

私の仕事は、このような素晴らしい仕事を陰ながら支えていただいている方々のお陰で成り立っていると改めて感じる日でした。
壊滅寸前の日本の素晴らしい自然と伝統を少しでも皆さんと共有していきたいと強く思います。
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by kozan-japan | 2010-03-08 20:49